札幌の中古マンション市場では価格が上昇中です！

「札幌市を中心に中古マンションの価格が上がり続けている。資材価格の高騰を受けて新築マンションの価格がかつてない水準に跳ね上がり、全体の相場が上昇しているため。２、３年前から、価格が割安だった頃の物件を中心に、中古価格が新築時の分譲価格を上回る物件も目立ち始めている。新築は値段が張る割に面積が小さいものが多く、交通や買い物の利便性が高い所を中心に当面は中古志向が続きそうだ。」（2021年9月28日北海道新聞より引用）

 

札幌市場の中古マンションの価格は５年ほど前から上昇してきました。

現状も高価格の水準は維持していますが、以前よりは成約するまでに時間がかかる印象があります。

それでも、この半年だけでも札幌市内の中古マンション成約価格の平均が３００万円ほど上昇しました。

さらに、この余波は周辺都市へも波及しており、小樽市や北広島市、苫小牧市まで影響しています。

新聞記事にもありましたが、５年以上前に中古マンションを購入した人には、購入価格より数百万も高く売却したお客様は確かにいます。

少なくとも購入時よりも高く売却できることは間違いありません。

新築物件を購入した人でも、今の方が高く売却できるケースもある例を、私も見ています。

中には、まだ価格が上昇するとみて投機的に中古マンションを購入するお客様もいますが、さすがにリスクは高そうですので、物件選びは慎重にすべきでしょう。

それでも、新幹線の札幌延伸までの１０年間は札幌中古市場の高騰が続くとされています。

中古マンションは首都圏などからのお客様の需要も高いので、売却はしやすいとはいえますね。