札幌中古住宅・マンション【2022年3月】価格最新動向|㈱HGCエステート
2022/05/02
ここ数年にわたって上昇傾向が続いている札幌の中古住宅市場。
札幌中心部の再開発事業が進むなど、不動産市場には好影響の要因が続いています。
北海道新幹線開業へ向けた札幌駅周辺の工事も、いよいよ今年からスタート。
おかげで、札幌市内の中古住宅市場の価格上昇は続いています。
2022年になってからの価格動向がわかりましたので、ご紹介します。
◆中古戸建は前年同月比の平均成約価格が500万円以上の伸び
2021年3月時点での札幌市場中古戸建の成約平均価格は、2594万円でした。
2022年3月時点では平均成約価格が3000万円となりました。
1年で500万円の平均成約価格の伸びが見られるのです。
ウッドショックなどの影響で新築戸建の価格が高くなっていることに加え、札幌市内の土地価格も上昇したことが影響していると思われます。
新築住宅の予算を考えていた層が、良質な中古住宅を購入する傾向も見られます。
◆中古マンションは前年同月比の平均成約価格が200万円以上の伸び
2021年3月時点での札幌市場中古マンションの成約平均価格は、1763万円でした。
2021年春の時点では、1700万円後半から1800万円中頃だったのです。
2022年3月時点での中古マンションの成約平均価格は、2088万円。
昨年同月比より200万円以上の価格の伸びが見られます。
札幌市内10区の内9区は、昨年よりも価格が上昇しています。
特に西区は+59%、北区・東区は+34%と大きく伸びています。
リフォーム物件の販売が好調でもあるため、価格が高くなるというのも納得です。
成約までに多少の時間がかかることもありますが、全体としては高単価で取引が成立しています。
◆注目すべきは札幌近郊都市の価格の上昇
札幌市内の中古不動産市場の価格上昇を受けて、波及効果が見られる札幌近郊都市。
石狩市で+48%、江別市で+37%、その他北広島市・恵庭市・千歳市でも土地の平均坪単価が+10%以上に伸びています。
札幌市内は、すでに土地不足といわれてから久しくなっているため、物件を求めて札幌周辺都市へ購入層が移動しているのです。
また、北広島市は日本ハムの本拠地移転とともに、北広島駅前の再開発事業が動き出しています。
ますます注目の場所になりそうです。
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