相続した家の価値を知る「地価・路線価・評価額・査定額」を解説
2021/03/10
相続した家の価値がどのくらいするのかというのは気になるところですよね。
価格がわかれば固定資産税や相続税のおおよその金額もわかります。
ただ、不動産の価値を計るものには、いくつかの種類があります。
それぞれの特徴を簡単に整理しますので、相続した家の価値を知ることに役立ててください。
公示地価は全国2万数千カ所の「標準値」の毎年1月1日時点の価格をいいます。
基準地価は、公示地価の補完する全国の「基準値」の7月1日時点での価格になっています。
実際に取引されている価格に一番近い価格といえます。
新聞やテレビでよく見られる「地価が上がった、下がった」というのはこの価格を指しています。
公示地価・基準地価を知るには国土交通省の標準地・基準地検索システム「国道交通省地価公示・都道府県地価調査」で調べてみてください。
相続税や贈与税の計算をするときに基準となる価格で、公示地価の8割程度で設定されています。
市街地などでは路線ごとに価格が定められています。
路線価ともいいます。
相続した不動産の前面道路に設定されている価格に敷地の面積をかけて算出します。
また、路線価が設定されていないところは固定資産税評価額に一定の倍率をかけて算出することができます。
路線価や倍率を知るには国税庁の情報サイト「財産評価基準書 路線価・評価倍率表」で調べてみてください。
固定資産税や都市計画税などの税金を計算する基準となる価格で、公示地価の7割程度で設定されています。
3年ごとに評価替えが行われます。
課税価格は市区町村が保管する「固定資産課税台帳」に記載しており、本人であればその内容を見ることもできます。
また、毎年送付されてくる「固定資産税等の納付書」にも記載されています。
実際に取引が成立する価格のことを指し、公示地価や路線価の他に周辺の取引事例なども参考にされます。
実際に取引がされないとわからないもののため、需要が少ない地域では実勢価格がないこともあります。
国土交通省では2006年から不動産取引をした人からアンケート調査を行い、物件が特定できないようにしたうえで価格情報を公開しています。
国道交通省の情報サイト土地総合情報システムの中の「不動産取引価格情報検索」で調べることができます。
土地・建物の実際の価格は、土地の形状や道路との接し方・マンションの回数などの複合的な条件で変わってきます。
必要があれば、不動産鑑定評価法などに基づいて不動産鑑定士に依頼をすることができます。
鑑定費用はかかりますが、客観的な価格を知るには役に立ちます。
相続した家を売却するつもりであるなら、一括査定サイトを利用する方法もあります。
無料で査定をしてもらうことができ、いくつかの不動産会社の査定評価を見比べることができます。
ただ、必ずしも査定価格が売れる価格とは限りません。
高い査定価格に目を奪われて売却依頼をしてしまうと、なかなか売れずに売却価格を下げたという話もよくあることです。
きちんと良いところ・悪いところを指摘してくれる不動産会社を選ぶようにしてください。
弊社の参加している査定サイト「イクラ不動産」をご紹介しておきます。
参考にしてください。
価格がわかれば固定資産税や相続税のおおよその金額もわかります。
ただ、不動産の価値を計るものには、いくつかの種類があります。
それぞれの特徴を簡単に整理しますので、相続した家の価値を知ることに役立ててください。
公示価格・基準地価
公示地価は全国2万数千カ所の「標準値」の毎年1月1日時点の価格をいいます。
基準地価は、公示地価の補完する全国の「基準値」の7月1日時点での価格になっています。
実際に取引されている価格に一番近い価格といえます。
新聞やテレビでよく見られる「地価が上がった、下がった」というのはこの価格を指しています。
公示地価・基準地価を知るには国土交通省の標準地・基準地検索システム「国道交通省地価公示・都道府県地価調査」で調べてみてください。
相続税評価額(路線価)
相続税や贈与税の計算をするときに基準となる価格で、公示地価の8割程度で設定されています。
市街地などでは路線ごとに価格が定められています。
路線価ともいいます。
相続した不動産の前面道路に設定されている価格に敷地の面積をかけて算出します。
また、路線価が設定されていないところは固定資産税評価額に一定の倍率をかけて算出することができます。
路線価や倍率を知るには国税庁の情報サイト「財産評価基準書 路線価・評価倍率表」で調べてみてください。
固定資産税評価額
固定資産税や都市計画税などの税金を計算する基準となる価格で、公示地価の7割程度で設定されています。
3年ごとに評価替えが行われます。
課税価格は市区町村が保管する「固定資産課税台帳」に記載しており、本人であればその内容を見ることもできます。
また、毎年送付されてくる「固定資産税等の納付書」にも記載されています。
実勢価格
実際に取引が成立する価格のことを指し、公示地価や路線価の他に周辺の取引事例なども参考にされます。
実際に取引がされないとわからないもののため、需要が少ない地域では実勢価格がないこともあります。
国土交通省では2006年から不動産取引をした人からアンケート調査を行い、物件が特定できないようにしたうえで価格情報を公開しています。
国道交通省の情報サイト土地総合情報システムの中の「不動産取引価格情報検索」で調べることができます。
不動産鑑定士を利用する
土地・建物の実際の価格は、土地の形状や道路との接し方・マンションの回数などの複合的な条件で変わってきます。
必要があれば、不動産鑑定評価法などに基づいて不動産鑑定士に依頼をすることができます。
鑑定費用はかかりますが、客観的な価格を知るには役に立ちます。
査定サイトを利用する
相続した家を売却するつもりであるなら、一括査定サイトを利用する方法もあります。
無料で査定をしてもらうことができ、いくつかの不動産会社の査定評価を見比べることができます。
ただ、必ずしも査定価格が売れる価格とは限りません。
高い査定価格に目を奪われて売却依頼をしてしまうと、なかなか売れずに売却価格を下げたという話もよくあることです。
きちんと良いところ・悪いところを指摘してくれる不動産会社を選ぶようにしてください。
弊社の参加している査定サイト「イクラ不動産」をご紹介しておきます。
参考にしてください。
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