札幌市内注文住宅着工減と土地の増加傾向｜㈱HGCエステート

昨年の秋ごろから懸念していたことがありました。

「土地の成約が鈍いのでは？」という肌感覚での印象です。

 

札幌市内の土地の需要が落ちていることがわかるデータも発表され、それは事実となりつつあります。

北海道新聞に掲載された昨年の新築住宅着工戸数の二割減。

そして、某不動産サイトへの土地掲載数が昨年夏を境に８００件ほど増加。

札幌市内の土地は、かなり供給過多になっています。

 

要因はいくつも考えられます。

長く続いている人件費・材料費の高騰に、原油高・物価高・円安・ウクライナ戦争で価格を上乗せ。

住宅建築費の高騰が続いてきたからです。

 

では、これから不動産市場で起こりえることとは？

 

札幌の不動産市場は雪解けが進む３月後半頃から活気づきます。

この時期に土地の販売が進みますが、購入者には良い条件の選択権があります。

多くの土地の引き合いがあることで価格交渉が活発になる可能性が高いといえます。

 

これから新築戸建てをお考えのお客様には、土地を低価格で購入するチャンス！

そして、土地を売るお客様には、価格合戦に巻き込まれないよう早めの判断と好材料アピールの準備が必要だと思います。