昨年からさらに続く道内住宅販売の減速傾向｜㈱HGCエステート

札幌周辺地域での不動産市況が低迷していることは、普段の営業活動の中でもひしひしと感じるところです。

いよいよメディアでも取り上げ出したか、という記事を目にしました。

北海道新聞の１面で取り上げているという点でも、道内経済に与える影響が大きいと考えているのでしょう。

 

記事によりますと、新築住宅着工軒数が昨年の同時期より、さらに１割強減っているとのこと。

昨年の数字自体が“記録的低水準”だったことを考えると、状況が悪化しているといえます。

建売住宅も減っているとのことですが、建売住宅については潜在的な供給が、まだあると考えられます。

というのも、住宅需要が活気づいていた昨年の夏までに、建築・不動産業者が購入した土地があるからです。

先の需要増を見込んでのことですが、その後の急激な需要の減速で建築が止まっているところもあります。

 

悪い予想としては、供給過多で市場の価格が崩れ、新築・建売住宅の値下げ競争が起こること。

良い予想としては、購入する側にとっては、良い条件で割安な住宅が買えること。

 

この予想は、中古住宅市場にも当てはまります。

秋の不動産市場は、ひとつの山場になるかもしれませんね。

住宅購入を考えてる皆さんには、絶好のチャンス到来です！！