売主も買主も安心取引!「既存住宅性能評価」「既存住宅瑕疵保険」
2021/03/27
平成12年に施行された住宅品質確保法により、良質な住宅を市場に提供するための政策が始まりました。
そのひとつとして、良質な中古住宅を提供するために始まったのが「既存住宅性能評価」です。
中古住宅の価格が低い原因として挙げられるのが、不良個所のわかりにくさでした。
住んでみないとわからないこともあり、その不安から中古住宅を敬遠する人もいます。
そこで中古住宅の性能をわかりやすく表示し、購入者に安心感を与えることで、中古住宅市場の価値を上げることを目的としています。
・国土交通大臣が登録した第三者機関が評価するため、その住宅を客観的な立場から評価することができます。
・住宅性能評価によって建物の価値がわかりやすくなり、価格の設定に好影響をもたらしたり他の住宅との差別化にも役立ち、成約しやすくなります。
・購入者には住宅のリフォームに役立てることができるため、引渡し後のトラブルは起きにくくなります。
・既存住宅の評価を受けていると、万一、トラブルが起きても指定住宅紛争機関が公正に対応してくれるので安心です。
・既存住宅瑕疵保険への加入もできるため、引渡し後のトラブルを保険でカバーできます。
・住宅性能評価は検査員による検査が必要になるため、検査から評価書の発行までに2週間くらいの時間を要します。売却スケジュールを考えて、早めに対応する必要があります。
・検査と評価書作成には5~10万円くらいの費用がかかります。
・既存住宅性能評価は、誰でも申し込むことができますが、内部の検査があるため、少なくとも所有者の同意を得る必要があります。できれば、売主にて行うことをオススメします。
・マンションの場合は、共用部分(廊下や地下室など)での検査もありますので、事前に管理組合の許可を得ておく必要があります。マンションの管理組合によっては理事会の同意を得るために時間がかかることもあります。
既存住宅性能評価を利用する目的は、住宅の性能を客観的に評価することで、少しでも安心した住宅を市場に提供することでした。
しかし、中古住宅である以上は、多少なりとも不具合が発生するのは仕方のないことです。
そのため、住宅性能評価をした上で、既存住宅瑕疵保険への加入をすることもよくあります。
むしろ、既存住宅瑕疵保険に加入するために、既存住宅性能評価を受けるケースが多いくらいです。
これによって、中古住宅を引き渡したあとのトラブルを保険で対応できるようになります。
例えば、給水管の水漏れや屋根からの雨漏り・設備の故障などにも対応しています。
購入者が安心して中古住宅を買えるだけでなく、売主も引渡し後のトラブルに備えることができるので安心ですよね。
契約の対象期間は2年が多いですが、それ以後に発生するトラブルは売主側の責任とは見なされません。
住宅性能評価は、必ずしも良いことばかりがあるわけではありません。
検査をすることで、知らなかった不良箇所がわかることもあり、それが原因で売却価格が下がることもあります。
しかし、のちのち判明してトラブルになるよりも、事前に把握することで買主側にリフォームを勧めることもできます。
また、原因のわからない不良箇所をはっきりすることにより、価格への影響を最小限にすることもできます。
大きな買い物だけに慎重になりがちな買い手に購入を促進するきっかけにもなりますので、積極邸に利用することで高く早く成約することにつながります。
そのひとつとして、良質な中古住宅を提供するために始まったのが「既存住宅性能評価」です。
中古住宅の価格が低い原因として挙げられるのが、不良個所のわかりにくさでした。
住んでみないとわからないこともあり、その不安から中古住宅を敬遠する人もいます。
そこで中古住宅の性能をわかりやすく表示し、購入者に安心感を与えることで、中古住宅市場の価値を上げることを目的としています。
◆既存住宅性能評価のメリット
・国土交通大臣が登録した第三者機関が評価するため、その住宅を客観的な立場から評価することができます。
・住宅性能評価によって建物の価値がわかりやすくなり、価格の設定に好影響をもたらしたり他の住宅との差別化にも役立ち、成約しやすくなります。
・購入者には住宅のリフォームに役立てることができるため、引渡し後のトラブルは起きにくくなります。
・既存住宅の評価を受けていると、万一、トラブルが起きても指定住宅紛争機関が公正に対応してくれるので安心です。
・既存住宅瑕疵保険への加入もできるため、引渡し後のトラブルを保険でカバーできます。
◆既存住宅性能評価の注意点
・住宅性能評価は検査員による検査が必要になるため、検査から評価書の発行までに2週間くらいの時間を要します。売却スケジュールを考えて、早めに対応する必要があります。
・検査と評価書作成には5~10万円くらいの費用がかかります。
・既存住宅性能評価は、誰でも申し込むことができますが、内部の検査があるため、少なくとも所有者の同意を得る必要があります。できれば、売主にて行うことをオススメします。
・マンションの場合は、共用部分(廊下や地下室など)での検査もありますので、事前に管理組合の許可を得ておく必要があります。マンションの管理組合によっては理事会の同意を得るために時間がかかることもあります。
◆住宅の不具合を保険でカバー『既存住宅瑕疵保険』
既存住宅性能評価を利用する目的は、住宅の性能を客観的に評価することで、少しでも安心した住宅を市場に提供することでした。
しかし、中古住宅である以上は、多少なりとも不具合が発生するのは仕方のないことです。
そのため、住宅性能評価をした上で、既存住宅瑕疵保険への加入をすることもよくあります。
むしろ、既存住宅瑕疵保険に加入するために、既存住宅性能評価を受けるケースが多いくらいです。
これによって、中古住宅を引き渡したあとのトラブルを保険で対応できるようになります。
例えば、給水管の水漏れや屋根からの雨漏り・設備の故障などにも対応しています。
購入者が安心して中古住宅を買えるだけでなく、売主も引渡し後のトラブルに備えることができるので安心ですよね。
契約の対象期間は2年が多いですが、それ以後に発生するトラブルは売主側の責任とは見なされません。
住宅性能評価は、必ずしも良いことばかりがあるわけではありません。
検査をすることで、知らなかった不良箇所がわかることもあり、それが原因で売却価格が下がることもあります。
しかし、のちのち判明してトラブルになるよりも、事前に把握することで買主側にリフォームを勧めることもできます。
また、原因のわからない不良箇所をはっきりすることにより、価格への影響を最小限にすることもできます。
大きな買い物だけに慎重になりがちな買い手に購入を促進するきっかけにもなりますので、積極邸に利用することで高く早く成約することにつながります。
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