なんでもないように見えてもトラブル続出!隣地との境界問題
2021/03/18
「お互い様なんだから」
長い間住んでいると、お隣との境界はあいまいになっていることがあります。
ご近所どうしが顔なじみで、譲ったり譲られたりする仲であるうちは問題ありません。
でも、「お隣との境だと思っていたら、それが大きくズレていた」なんてことも、よくあることです。
相続した住宅を売却するときには、お隣との境界をはっきりさせることがトラブル防止には必要になります。
北海道では慣習的に公簿売買といって、登記されている面積に基づいて不動産売買が行われます。
そのため、実際の土地面積を測量せずに売買が成立します。
新興住宅街や整形地の売買の場合は、面積の差もあまり起きません。
また、土地の値段もあまり高くない場所も多いため、面積の違いによる金額差も少なくトラブルにはなりにくいのが実情です。
しかし、形がいびつな土地では、自分の土地の境界が隣地に大きく越えていたり、逆のケースもあります。
引き渡しをしたあとに判明すると、買主との間で大きなトラブルになることもあります。
また2020年より施行された民法改正により、契約した目的が果たせないときの売主への責任追及が厳しくなっています。
土地の場合は、面積が大きく少なくなることで予定していた住宅が建てられないと可能性もあるのです。
事前に実測をすることで、境界石が埋設されているかどうか、越境物はないかを確認しておきましょう。
親が住んでいる間には、特にトラブルのなかった住宅でも、新しく売却するとなるとお隣の考え方は変わってきます。
売却を機に、長年解消されてなかった問題を解決したいと言われるケースがあとを絶ちません。
不動産の売却依頼を受けて、お隣に売却のあいさつに行くとそうゆう問題が出てきます。
これらは、実際にお隣から言われた経験のあることです。
売却の依頼を受けたときの聞き取りでは、所有者もしくは相続人からはトラブルはないと言われています。
これまでは顔なじみどうしだから遠慮していたに過ぎません。
越境しているものを、どのように解決するかを決めるためにも、実際に敷地を測量することで越境物をはっきりさせることができます。
意外にも、自分が越境していたと思ったら、越境されていたなんてこともあります。
お隣との境界を確認して、越境物がないかだけでも確認することでのちのちのトラブル回避に役立ててください。
土地の境界を確認するには、境界の位置だけを確認する方法と、境界石を埋設し直す方法があります。
どちらも土地家屋調査士や測量士に依頼をします。
境界石がすでにあることが確認されていて、位置の確認だけで済む場合は、あまり費用はかかりません。
また、隣地の人の承諾もいりませんので、トラブルは起こりにくいといえます。
境界石の有無がわからない場合は、あらたに埋設する必要があります。
一般的な住宅の場合は、土地の測量と境界石の埋設で30万円~40万円くらいがひとつの目安です。
また、市街化調整区域や森林などを相続した場合などは、敷地の測量費が多額になる可能性があります。
基点となる境界点が、とても遠い位置にしか無いことがあるからです。
市街化調整区域や森林の場合には、土地の境界を確定することにお金がかかることも注意してください。
長い間住んでいると、お隣との境界はあいまいになっていることがあります。
ご近所どうしが顔なじみで、譲ったり譲られたりする仲であるうちは問題ありません。
でも、「お隣との境だと思っていたら、それが大きくズレていた」なんてことも、よくあることです。
相続した住宅を売却するときには、お隣との境界をはっきりさせることがトラブル防止には必要になります。
◆公簿売買でも実測しておくことがトラブル防止になります
北海道では慣習的に公簿売買といって、登記されている面積に基づいて不動産売買が行われます。
そのため、実際の土地面積を測量せずに売買が成立します。
新興住宅街や整形地の売買の場合は、面積の差もあまり起きません。
また、土地の値段もあまり高くない場所も多いため、面積の違いによる金額差も少なくトラブルにはなりにくいのが実情です。
しかし、形がいびつな土地では、自分の土地の境界が隣地に大きく越えていたり、逆のケースもあります。
引き渡しをしたあとに判明すると、買主との間で大きなトラブルになることもあります。
また2020年より施行された民法改正により、契約した目的が果たせないときの売主への責任追及が厳しくなっています。
土地の場合は、面積が大きく少なくなることで予定していた住宅が建てられないと可能性もあるのです。
事前に実測をすることで、境界石が埋設されているかどうか、越境物はないかを確認しておきましょう。
◆過去はよくても売却するとなる問題になるのが越境物
親が住んでいる間には、特にトラブルのなかった住宅でも、新しく売却するとなるとお隣の考え方は変わってきます。
売却を機に、長年解消されてなかった問題を解決したいと言われるケースがあとを絶ちません。
不動産の売却依頼を受けて、お隣に売却のあいさつに行くとそうゆう問題が出てきます。
- 共有にしていたお隣との境界上の塀を解体したい。
- お隣から伸びている木を切って欲しい。
- 物置の庇が敷地に入っているのでどうにかしてくれ。
- 花壇がはみ出している。
これらは、実際にお隣から言われた経験のあることです。
売却の依頼を受けたときの聞き取りでは、所有者もしくは相続人からはトラブルはないと言われています。
これまでは顔なじみどうしだから遠慮していたに過ぎません。
越境しているものを、どのように解決するかを決めるためにも、実際に敷地を測量することで越境物をはっきりさせることができます。
意外にも、自分が越境していたと思ったら、越境されていたなんてこともあります。
お隣との境界を確認して、越境物がないかだけでも確認することでのちのちのトラブル回避に役立ててください。
◆測量・境界確認の依頼先と費用の目安
土地の境界を確認するには、境界の位置だけを確認する方法と、境界石を埋設し直す方法があります。
どちらも土地家屋調査士や測量士に依頼をします。
境界石がすでにあることが確認されていて、位置の確認だけで済む場合は、あまり費用はかかりません。
また、隣地の人の承諾もいりませんので、トラブルは起こりにくいといえます。
境界石の有無がわからない場合は、あらたに埋設する必要があります。
一般的な住宅の場合は、土地の測量と境界石の埋設で30万円~40万円くらいがひとつの目安です。
また、市街化調整区域や森林などを相続した場合などは、敷地の測量費が多額になる可能性があります。
基点となる境界点が、とても遠い位置にしか無いことがあるからです。
市街化調整区域や森林の場合には、土地の境界を確定することにお金がかかることも注意してください。
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